月別アーカイブ: 2019年10月

【2019年10月17日】

隠れているヒクイナ

ツル目クイナ科ヒメクイナ属 夏鳥 全長23cm 準絶滅危惧(NT) ヒクイナ
学名:Porzana fusca
英名:Ruddy-breasted Crake 
 顔から腹にかけて、火のように赤いクイナ類。夏鳥として九州以北に渡来し、本州中部以南では越冬する個体もいる。東日本では、個体数の減少が著しい。水田、湖沼、湿地などに生息し、明るい場所に出てくることは少なく、ヨシ原の縁などを歩きながら昆虫類を補食する。全長23cm

「葦原を隠れながら移動するヒクイナ」へ

【2019年10月17日】

撮影が難しいバン

ツル目クイナ科バン属 留鳥 全長32cm
学名:Gallinula cbloropus
英名:CommonMoorhen
 関東地方以北では、夏鳥。それ以外は留鳥、雌雄同色で、頭部から体下面は黒く、脇には白斑がある。額板と嘴が赤く、嘴の先端だけ黄色い。足指が長く、緑色を帯びた黄色。
 草陰で移動することが多く、なかなか撮影チャンスがない。

「やっと出会えた赤い額板」へ

【2019年10月13日】

水辺よりも草地を好むチュウサギ

ペリカン目サギ科コサギ属 夏鳥 全長69cm
学名:Egretta intermedia
英名:Intermediate Egret
 コサギとダイサギの中間的な大きさのシラサギ類。夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖。北海道では稀な夏鳥。チュウサギは水辺よりも草地を好む傾向があり、昆虫やカエルを好む。雌雄同色。夏羽では、嘴は黒く、胸と背に飾り羽がある。冬羽では、嘴が黄色い。夏羽から冬羽にかけて、嘴は先端のみが黒い。
                             準絶滅危惧(NT) (環境省レッドリストより)

2019.10.10撮影 草地で好物のカエルを捕まえていますね。
チュウサギについて

【2019年10月11日】

コシジロオオソリハシシギがいたんだ!!

チドリ目シギ科オグロシギ属 旅鳥 全長39cm
学名:Limosa lapponica menzbieri
英名:Bar-tailed Godwit 
 このコシジロオオソリハシシギは、オオソリハシシギに比べて腰が白い以外にめだった違いがない。そのために、飛翔時でないと確認が難しく、渡来しているものの見逃されているケースが多いようだ。

右端のシギと中央の3羽のシギがコシジロオオソリハシシギと思われる。

【2019年10月11日】

鮮やかな黄色のキセキレイ

スズメ目セキレイ科セキレイ属 留鳥・漂鳥 全長20cm
学名:Motacilla cinerea
英名:Grey Wagtail
 オスは、頭部から背が灰色で,眉斑、顎線が白く、喉羽黒い。胸から体下面、腰は黄色で脇は白い。メスは、喉は白いが、稀に黒みのある個体もいる。足は肉色。類似種のツメナガセキレイは、体下面全体が黄色で、眉斑も黄色。

キセキレイの画像へ

【2019年10月11日】

ミヤコドリがやって来た!

チドリ目チドリ科ミヤコドリ 旅鳥・冬鳥 全長45cm
学名:Haematopus oystercatcher
英名:Oystercatcher
 2019.10.8に、たった1羽飛来しているのを確認しました。昨年11月に4羽、今年2月に5羽のミヤコドリを確認して以来の飛来になります。

10月8日に確認したたった1羽のミヤコドリ、今後仲間がやって来るでしょうか?1羽ではさみしいですよね。

今年2月のミヤコドリへ

【2019年10月29日】

留鳥なのにどこに行っていた?

シロチドリチドリ目チドリ科チドリ属 留鳥 全長17cm
学名:Cbaradrius alexandrinus
英名:Kentish Plover
 留鳥とあるのに、昨年この地域で10月から5月ぐらいまで撮影することができたけれど、夏場はどこ行っていたのでしょうね。この地域は、夏場に海水浴客が増えるので避難をしていたのでしょうか?まるで、冬鳥のようです。

「頭でっかち?のシロチドリ」へ

【2019年10月09日】

旅鳥 トウネンがやって来た!

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長15cm
学名:Calidris ruficollis
英名:Red-necked Stint
 30羽近くのシロチドリ(全長17cm)の中に2羽のトウネンが忙しなく採食行動をしていた。このときハヤブサが襲ってきて、シロチドリよりも早く気づき、飛び立った。

襲ってきたハヤブサに気づき、慌てて飛び立ったところ

<トウネンについて>

【2019年10月10日】

音もなく現れたハヤブサ

ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属 留鳥 全長オス42cm、メス49cm
学名:Falco peregrinus
英名:Peregrine Falcon
 シロチドリ・トウネンとオオソリハシシギがいる干潟で撮影をしていると、近付き過ぎたわけでもないのにトウネンが急に飛び立った。どうしたのだろうと思う間もなく、振り返ると、なんとハヤブサが昼寝に入ったオオソリハシシギを襲ってきていた。音もなく襲ってきた猛禽類のすごさを感じた瞬間でした。

狙っていたのは、下記画像のオオソリハシシギです。
たぶん無事だっただろうと思いますが・・・・・。
襲ってきたときのハヤブサ画像です。松の木に止まっているのは襲ってきたハヤブサかどうかは分かりませんが、縄張りの中にいるハヤブサです。

<ハヤブサについて>