月別アーカイブ: 2019年10月

【2019年10月31日】

1年ぶりのシベリアハクセキレイ

スズメ目セキレイ科セキレイ属 迷鳥 全長21cm
学名:Motacilla alba lugens
 迷鳥で数少ない。過眼線がなく顔の模様は亜種ホオジロハクセキレイと同じ。頭上から後頭部は黒色。頭の黒色と上面の灰色の境界が明瞭。胸の黒斑は腮(嘴の下)まで及ばず、喉まで(冬羽は黒斑は狭く、不明瞭)。大雨覆は一様な白色です。
 ニシシベリアハクセキレイとホオジロハクセキレイに似ていますが、ニシシベリアハクセキレイは胸部の黒色が嘴の付け根まであり、ホオジロハクセキレイは背が黒色で、これらの亜種と区別できます。

2019年10月30日撮影の「シベリアハクセキレイ」
2018年11月27日撮影の「シベリアハクセキレイ」

【2019年10月30日】

ノスリも現れたよ!

タカ目タカ科ノスリ属 留鳥・漂鳥 全長オス52cm、メス57cm
学名:Buteo buteo
英名:Common Buzzard
 稲刈りの終わった田圃そばの電柱にノスリも現れました。留鳥ですが、チョウゲンボウと同じように稲刈り後の田圃そばに今年の1月以来、久しぶりのノスリに出会いました。このときは、林の中にいるノスリと鳴きあっていました。子育ては7月ぐらいまでだと考えると、親子とは考えられない、縄張り争いの鳴き方でもないと考えると求愛なのかも・・・

【2019年10月28日】

旅鳥・夏鳥ノビタキ

スズメ目ヒタキ科ノビタキ属 夏鳥・旅鳥 全長13cm
学名:Sakicola torquatus
英名:Common Stonechat
 幸いにも一本の枝に、オスとメスが止まってくれ、撮影チャンスをくれました。右がメス、左がオスの冬羽です。
 メスがオスに何か言っているようにも見えます。人間社会に置き換えると、奥さんが旦那さんに厳しく苦言を呈しているように見えてしまうのは、我が夫婦関係が影響してるのかな?

「初めてのノビタキ」へ

【2019年10月28日】

忙しなく動き回るハマシギ(冬羽)

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥・冬鳥 全長21cm
学名:Calidris alpina
英名:Dunlin
くちばしがやや下を向く。夏羽は腹が黒くなる。
旅鳥、冬鳥として干潟、河川、湖沼などに飛来し、冬を越すものもいる。
準絶滅危惧(NT)

腹部の黒斑を見ると、夏羽の名残かも・・・。(ハマシギについて)

【2019年10月27日】

ダイゼンが2羽になっていた!寂しくないね!!

チドリ目チドリ科ムナグロ属 冬鳥・旅鳥 全長29cm
学名:Plubialis squatarola
英名:Grey Plover
 10月17日はたった1羽だったダイゼン、27日にやっと2羽(冬羽)になりました。これからは、2羽で仲良く過ごしてほしいですね。(前にいたダイゼンがそのまま残っているとの思い込みから、かってな事を言っております。)

2羽になったダイゼン 奥は、ハマシギハマシギです。

【2019年10月28日】

赤い眼がかわいい冬鳥ハジロカイツブリ

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属 冬鳥 全長31cm
学名:Podiceps nigricollis
英名:Black-necked Grebe

 類似種のミミカイツブリ(冬鳥 全長33cm)は、単独で見られることが多いが、このハジロカイツブリは群れで見られることが多い。
***ぬいぐるみにくっついた赤い眼に見えてしまうのは私だけでしょうか? 群れることが多いと言われますが、このときはたったの1羽でした。また、この地域では5羽ほどの群れを今年2月に確認していますが、数十羽単位の群れにはならないようです。地域によっては数百羽の群れになるようです。2019.10.26撮影***

2019年1月撮影の「初めてのハジロカイツブリ」へ

【2023年11月10日】

黒色型のクロサギ(白色型もいる)に出会った!

ペリカン目サギ科コサギ属 留鳥 全長62cm
学名:Egretta sacra
英名:Pacific Reef Heron
 クロサギという種名ながら、実は白いクロサギもいてややこしい。海水域の岩礁海岸に生息し、頭を下げて伏せたような姿勢でのそのそと大股で歩きながら移動する。雌雄同色。
 黒色型は、全身が濃い灰色で黒っぽい。
 白色型は、全身が白い。まれに中間的な色合いの個体もいる。
 足は、太くて短く、色合いは黒から黄緑色まで個体差が大きいが、足指は黄色。
 嘴は、基部から太くがっしりして、色は黒から黄色まで個体差がある。

***初めは、足が見えなかったせいか、黒い岩の一部がなにか飛び出ているように見えており、まさか鳥がいるとは思いもしませんでした。黒い岩の中では保護色になっているのでしょうね。白色型のクロサギは白っぽい岩礁にいるとのことです。あいにくの逆光でうまく撮影ができませんでしたが、初めて撮影することができました。***

2019.10.26撮影