月別アーカイブ: 2020年12月

【2021年01月18日】

鮮やかな黄色キセキレイ

学名:Motacilla cinerea
英名:Grey Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属 
留鳥・漂鳥 全長 20cm
 体下面の鮮やかな黄色が特徴のキセキレイ。繁殖期は、山地や亜高山帯の河川、渓流に生息し、崖のくぼみなどに営巣する。類似種のツメナガセキレイは、体下面全体、眉斑も黄色。
<撮影時エピソード>初めてキセキレイに出会ったときは、その黄色の鮮やかさに圧倒され、カメラを通して、純粋な黄色の虜になり、何枚もシャッターを切りました。キセキレイもハクセキレイやセグロセキレイ、ホオジロハクセキレイなどと同じように尾羽を上下に振りながら地上を歩き回り、採餌します。ほんとに忙しない動きです。少しはじっとしておくれ!と言いたくなります。
 動画では、水路を忙しなく尾羽を上下に振りながら昆虫を捕食しています。また、フライングキャッチによる捕食姿もとらえることができました。すごく目がいいですよ。食事タイム終了後は、お決まりの羽づくろいタイムです。これも時間は短いですが撮影しています。

 

【2020年12月29日】

日本で最大級のカンムリカイツブリ

学名:Podiceps cristatus
英名:Great Crested Grebe
カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属
冬鳥 全長56cm

 <撮影時のエピソード>カイツブリ類の中で日本最大で首の長いカンムリカイツブリ。下の画像は、冬羽から夏羽へ換羽をしているカンムリカイツブリ。冬羽のカンムリカイツブリはよく見かけるものの、夏羽のカンムリカイツブリに出会うことは少ないようです。この画像は、2019年の2月28日に撮影した画像で、夏羽への移行が2月にはもう始まっているのでしょう。初めてこの夏羽に遭遇したときは感動ものでした。
 動画の撮影は、2020年12月27日のものです。
漁港で、ホシハジロの群れを撮影していると、海中から突然カンムリカイツブリが現れてびっくりしました。
 潜水が得意なカイツブリ類ですが、このカンムリカイツブリはカイツブリに比べるとはるかに大きいせいかゆっくり潜水しているようにも見えます。また、ユニークなのは体の割には小さく見えるかわいらしい足。さらに、大きさだけでなく、その動きがとてもユニークでかわいいです。動画の中にその動きをとらえています。
カイツブリ目カイツブリ科 2019.2.28撮影