【2021年02月17日】

賑やかすぎる?イカル集団!

スズメ目アトリ科イカル属 留鳥・漂鳥 全長23cm
学名:Eophona personata
英名:Japanese Grosbeak

 大きく黄色い嘴が特徴のアトリ類。全長23cm。九州以北に分布し、主に山地の広葉樹林帯で繁殖する。冬季は低地や暖地に移動する個体が多く、数羽から数十羽の群れを形成する。
<撮影時のエピソード>
 初めて見る大群のイカル、数十羽ずつ三群に分かれて行動しているように見えた。一群が何かに驚いて樹上から飛び去ったり、樹上に残っていた一群が地上に降りては採食し、また何かに驚いては樹上に戻ったりを繰り返し、目まぐるしいほどの動きを見せていた。
 2019年6月にキャンプ場で見た初めての1羽、2021年1月には地元で6羽ほどを確認した。いづれも瞬間で、悔しさが残る撮影。そして、今回の大群遭遇になったのだが、樹上で鳴いているのはわかるが、木々に隠れていて姿をなかなか確認ない。一斉に樹上から飛び去った時は、確認はできるものの一瞬で撮影は無理。そんなこんなで撮影ができないまま時間が立ち、もどかしさばかりが募る。地上に降りて採食している時にやっと確認。なんとか撮影ができたとき、ほっと一息つけた。
 「コッ、ゴッ」、「キョッ、キョッ」「キーコー」などいろんな鳴き声が樹上からうるさいほど聞こえてきた。澄んだ声で鳴くと聞いていたが、これほどの大群が一斉に鳴いたらうるさいと感じるのは仕方がないな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です