月別アーカイブ: 2021年1月

【2021年01月18日】

どちらかと言えば肉食系?ハシブトガラス!

スズメ目カラス科カラス属
留鳥 全長:56cm
学名:Corvus macrorhynchos
英名:Jungle Crow
 名前の通り、ハシボソガラスやミヤマガラス、コクマルガラスに比べて一段と太くて大きいハシブトガラス。また、上嘴の先端が下向きに湾曲している。食性は、ハシボソガラスと同じように昆虫、果実、動物などを食べる雑食性。
<撮影時のエピソード>下の動画は、海岸にいたカメを食べようと必死に攻撃を試みるハシブトガラスです。その様子を見る限り、2,3羽で連携した攻撃は見られませんでした。それぞれが攻撃しているように見えます。次の動物の死骸を食らう場面はモザイクをかけていますが・・・見たくないですね。

【2021年01月18日】

冬鳥ミヤマガラス

スズメ目カラス科カラス属
冬鳥 全長:47cm
学名:Corvus frugilegus
英名:Rook
 冬鳥で農耕地などに大群で飛来するミヤマガラス。数百羽単位で農耕地や干拓地に飛来し、昆虫や植物の実などを地上を歩きながら採食する。かなり、警戒心が強く、近くからの撮影は難しい。大きさは、ハシブトガラスやハシボソガラスに比べて小さい。このミヤマガラスの群れの中にさらに小さいコクマルガラスが混じっていることがある。
<撮影時エピソード>下の画像は、野鳥観察を始めたころで、初めて撮影したミヤマガラスです。シャッターを押した時点では留鳥のハシボソガラスだろうと思っていました。と言うよりは、ハシボソガラスとハシブトガラスしか知らなかったと言ったほうが早いですが、高い鉄塔の電線に止まったり、飛び回ったりしていました。その中で、まるで懸垂をして遊んでいるかのような面白い場面をきりとることができた1枚が下の画像です。さっそく、野鳥のWebサイトにハシボソガラスとして投稿したところ、なんとミヤマガラスだったことが判明しました。野鳥図鑑でしっかり野鳥の特徴を予習しておくことが大切ですね。

ミヤマガラス
懸垂をして遊ぶミヤマガラス

【2021年01月17日】

くつろぐホシハジロ

カモ目カモ科スズガモ属 冬鳥 全長45cm
学名:Aythya ferina
英名:Common Pochard
湖沼や河川に飛来(北海道では一部繁殖)。また、漁港などの海辺でも見られる。
オスは、赤味のある茶色の頭、黒い胸が特徴。メス、は全身褐色で目のまわりに白っぽい線がある。
<撮影時のエピソード>下の動画は、漁港で撮影したものです。このホシハジロを初めて見たときは、全体的に丸っこく、ふくよかな印象を受け、ほおのふくらみがサルの頬袋を連想してしまうほどの大きさに驚きました。
 この動画では、採食行動が終わり、まったりと休憩している姿や羽づくろいする様子を撮影しています。大胆にもお腹を見せながら羽繕いする様子はおもしろいですよ。