【2020年12月24日】

絶滅危惧Ⅱ類ズグロカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
 ユリカモメと同じく足は赤いが、嘴は黒い。冬鳥として主に関東以西に渡来し、特に九州北部に多い。夏羽に頭巾をかぶったように頭部が黒くなることが和名の由来。雌雄同色で、成鳥の冬羽は東部が白く、頭頂と耳羽後方に黒斑がある。成鳥の夏羽は頭部が黒く、眼の周囲が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

<撮影時エピソード>この日は、10羽ほどが飛来していた。同じ日のユリカモメに比べると圧倒的に少ない。ユリカモメによく似ているが、ユリカモメの嘴が赤いのに対してズグロカモメは嘴が黒くて短い。浅瀬に飛来したズグロカモメは、浅瀬にいるカニをよく食べていた。浅瀬を歩きながらカニをつかめていることが多いようにあるが、空中から水底にいるカニをめがけて飛び降り捕食していたのには少し驚かされた。また、捕らえたカニを丸呑みするのもズグロカモメの特徴のようです。

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