カモメ科」カテゴリーアーカイブ

【2020年12月25日】

数少ない冬鳥アメリカヒドリ

カモ目カモ科マガモ属 冬鳥 全長48cm
学名:Anas americara
英名:American Wigeon
 北アメリカ北部で繁殖。日本には冬鳥として全国に少数が渡来する。河川、湖沼、池、干潟、生息し、ヒドリガモの群れに一羽で交じっていいることが多く、稀に大きな群れに2,3羽混じっていることがあるが、大抵別行動でヒドリガモに紛れ込んでいる。つがいで見られることがほとんどない。

 この3年間、毎年同じ場所でヒドリガモの群れの中で1羽だけ観察される。下の画像は、初めて撮影したときの画像で、河の土手に上がり植物を食べていた時の様子。

<撮影時エピソード>下の動画は、2020年に撮影したものです。この時は、河の土手の草が刈り取られていたせいか少し、落ち着きがなさそうに見えていました。しかし、ほんとの原因は、この後すぐに理解できました。なんとそれは、ハヤブサが近くにいたせいでした。

<撮影時エピソード>獲物をねらって身をひそめるハヤブサやオオタカなどには気づきにくいもので、現れてびっくりすることが多いです。この時もアメリカヒドリが落ち着きがなかったのは、ハヤブサが近くにいたのを知っていたようです。突然、パカーン(バカーン?)という音に振り向くと、カルガモを急襲したハヤブサを発見。驚きとともに三脚を据えて撮影しようと設置しかけるもすぐに飛び去って行きました。くやしい・・・。

【2020年12月24日】

絶滅危惧Ⅱ類ズグロカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
 ユリカモメと同じく足は赤いが、嘴は黒い。冬鳥として主に関東以西に渡来し、特に九州北部に多い。夏羽に頭巾をかぶったように頭部が黒くなることが和名の由来。雌雄同色で、成鳥の冬羽は東部が白く、頭頂と耳羽後方に黒斑がある。成鳥の夏羽は頭部が黒く、眼の周囲が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

<撮影時エピソード>この日は、10羽ほどが飛来していた。同じ日のユリカモメに比べると圧倒的に少ない。ユリカモメによく似ているが、ユリカモメの嘴が赤いのに対してズグロカモメは嘴が黒くて短い。浅瀬に飛来したズグロカモメは、浅瀬にいるカニをよく食べていた。浅瀬を歩きながらカニをつかめていることが多いようにあるが、空中から水底にいるカニをめがけて飛び降り捕食していたのには少し驚かされた。また、捕らえたカニを丸呑みするのもズグロカモメの特徴のようです。

【2020年12月25日】

漁港に群れるユリカモメ

チドリ目カモメ科カモメ目 冬鳥 全長40cm
学名:Larus ridibundus
英名:Black-headed Gull
 冬鳥として北海道から南西諸島の海岸、干潟、河口などに渡来。嘴と足が赤く、耳羽の後方に黒斑が特徴。夏羽は、焦げ茶色の頭巾をかぶったようになる。

<撮影時のエピソード>3年前、小さな漁港で初めて撮影したユリカモメは、ほんの数羽でした。赤い嘴と足にかわいらしさを感じながら、何枚もシャッターを切ったものでした。また、昨年は、他の漁港でしたが、頭が黒くなった夏羽のユリカモメにも初めて出合うことができました。そして、今年は数百羽のユリカモメに出会いました。群れたユリカモメには圧倒されますね。どこにピントを合わせていいのやら・・・。

【2020年04月16日】

ユリカモメの成鳥夏羽

チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長40cm
学名:Larus risibundus
英名:Black-headed Gull

 成鳥の夏羽に初めて出会った。これまでも夏羽には出会ったが、頭巾ではなく斑な白黒模様だった。完全な夏羽に初めて出会った。

【2020年01月13日】

ユリカモメとズグロカモメ

ユリカモメ チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長40cm
学名:Larus ridibundus
英名:Black-headed Gull
 隣町の漁港ではよく見かけたユリカモメですが、本市の漁港でも初めて撮影することができました。
ズグロカモメ チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
 ユリカモメとよく似たカモメですが、嘴が短くて黒い。

リカモメ(成鳥冬羽。夏羽は焦げ茶色の頭巾をかぶったようになる。)
ユリカモメ(第1回冬羽)
ズグロカモメ(成鳥冬羽。夏羽は黒い頭巾をぶったようになる。)
ズグロカモメ(手前は、第1回冬羽。)

【2020年01月13日】

足が赤く、嘴が黒いズグロカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
 ユリカモメと同じく足は赤いが、嘴は黒い。冬鳥として主に関東以西に渡来し、特に九州北部に多い。夏羽に頭巾をかぶったように頭部が黒くなることが和名の由来。雌雄同色で、成鳥の冬羽は東部が白く、頭頂と耳羽後方に黒斑がある。成鳥の夏羽は頭部が黒く、眼の周囲が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

ズグロカモメ(チドリ目カモメ科カモメ属)<全ての画像>

【2020年01月13日】

かわいいユリカモメ初見

チドリ目カモメ科カモメ目 冬鳥 全長40cm
学名:Larus ridibundus
英名:Black-headed Gull
 冬鳥として北海道から南西諸島の海岸、干潟、河口などに渡来。嘴と足が赤く、耳羽の後方に黒斑が特徴。

ユリカモメ
ユリカモメ(チドリ目カモメ科カモメ属)<全ての画像>