月別アーカイブ: 2019年8月

【2019年09月05日】

本日の日替わりシギ3種に出会いました!

8月末に出会えたシギたち 観察地の干潟では、数は少ないが、いろいろなシギが渡ってくるようになりました。まるで日替わりシギのようです。
8月30日:チュウシャクシギ、オバシギ(幼鳥)、トウネン
8月29日:オグロシギ、アカシシギ、キアシシギ
8月27日:ダイシャクシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ 、チュウシャクシギ
8月26日:ダイシャクシギ、チュウシャクシシギ(幼鳥)?、ダイゼン(チドリ科)

チュウシャクシギ  オバシギ(幼鳥)  トウネン
チュウシャクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)42cm
オバシギ(幼鳥)チドリ目シギ科オバシギ属 29cm あのカラフルなオバシギではないですね。幼鳥です。
オバシギ(幼鳥)29cm トウネン (チドリ目シギ科ハマシギ属)15cm

【2019年10月19日】

初めてのオグロシギ

チドリ目シギ科オグロシギ属 旅鳥 全長39cm
学名:Limosa limosa
英名:Black-tailed Godwit
 旅鳥として春と秋の渡り期に全国で見られる。秋の方が渡来数が多い。雌雄同色、夏羽は顔から胸にかけて橙色で、眉斑は白い。体正面は褐色で軸斑は黒く、体下面は白、胸に黒い横斑がある。嘴は真っ直ぐで長く、基部はピンク色。飛翔時に、白い翼帯と腰、尾羽の黒い帯状斑が目立つ。冬羽は、頭部から体正面が灰色、喉から体下面が白い。幼鳥は全体が黄色みのある褐色。

尾羽の黒い帯状斑が目立ちます。
冬羽へ移行中、特に後列の2羽が進んでいます。
ウミネコやアカアシシギとの大きさ比較ができます。<全ての画像>

【2019年08月29日】

アカアシシギとキアシシギの幼鳥もやって来た!

2019.8.28撮影 この時期は幼鳥が多いようです。一見すると異種に見えてしまうことがあります。

アカアシシギ:チドリ目シギ科アカアシ属 夏鳥/旅鳥、全長28cm

キアシシギ:チドリ目シギ科キアシシギ属 旅鳥、全長25cm

 

(キアシシギについて) (アカアシシギについて)

【2019年10月19日】

ソリハシシギもやって来た!

チドリ目シギ科ソリハシシギ属 旅鳥 全長23cm
学名:Xenus cinereus
英名:Terek Sandpiper
 小さな体の割に長く、名前の通り上に反り返った嘴が特徴のシギ類。雌雄同色で、夏羽は顔から首、体下面が白く、褐色の縦斑がある。体上面は灰色みのある褐色で、肩羽の軸斑が黒く太いため、二本の帯状になる。足は橙色で、嘴は黒いが基部は橙色。冬場は体上面が灰色になり、肩羽の軸斑が細くなる。

【2019年10月19日】

キョウジョシギがやって来た!

チドリ目シギ科キョウジョシギ科 旅鳥 全長22cm
学名:Arenaria interpres
英名:Ruddy Turnstone
 体面上面の赤褐色が目立つシギ類。羽縁が淡色で鱗模様の場合は幼鳥。オスの夏羽は、顔から胸にかけて白黒、体正面は赤褐色と黒のまだら模様。メスの夏羽は体正面が淡い赤褐色で、頭頂は褐色。足は橙色。和名は京女鷸、羽色が着物を着た女性のように見えることに由来する。

キョウジョシギの幼鳥

【2019年08月27日】

お気に入りの場所で目を光らすハヤブサ

ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
カラス大で、他のハヤブサ科より太く、がっしりとした感じ。
全長:42~49cm 翼開長97~110cm
北九州、四国、本州中部以北の海岸の崖で繁殖し、冬は暖地に移動するものもある。
湖沼や海岸の上空から急降下して、空中で水鳥などを捕らえる。
市街地ではビル街で、よくドバトをねらう。
幼鳥や若い鳥の上面は褐色で、腹に縦のしま模様。
繁殖期はキッキッキッなどと鳴く。絶滅危惧Ⅱ類(VU)

成鳥 厳つい顔つきで獲物を探しているのかな?   全ての画像 ハヤブサの幼鳥(ハヤブサ2)へ

今年の6月、この場所で3羽の幼鳥がじゃれ合っていました。その幼鳥を育てた親なのか幼鳥が成長へと育ったハヤブサなのかは分かりませんが、今後も繁殖がこの場所で行われていく事を願っています。

【2019年09月22日】

チュウシャクシギにちょっかいを出すダイシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥/冬鳥 春と秋の渡り期に全国で見られるが、本州中部以南、特に有明海では毎年数百羽が越冬する。大きさは60cm。干潟を好み、ゴカイやカニなどを補食する。雌雄同色。チュウシャクシギ(42cm)より大きく、ホウロクシギ(63cm)より小さい。下腹から下尾筒が無斑で白いのが特徴。8月26日撮影

ダイシャクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)
チュウシャクシギ(幼鳥)にちょっかいを出すダイシャクシギ。昨日は、カラスやカモメに追い払われていましたが、今日は、くつろいでいるようです。
たまらず飛び立つチュウシャクシギ(幼鳥)
<全ての画像>
ダイゼン(チドリ目チドリ科ムナグロ属)ダイシャクシギのそばにやって来ました。29cm

【2020年12月19日】

カモメやカラスに追われるダイシャクシギ!

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥・冬鳥 全長60cm
学名:Numenius arquate
英名:Eurasian Curlew
 春と秋の渡り期に全国で見られるが、本州中部以南、特に有明海では毎年数百羽が越冬する。大きさは60cm。干潟を好み、ゴカイやカニなどを補食する。雌雄同色。チュウシャクシギ(42cm)より大きく、ホウロクシギ(63cm)より小さい。下腹から下尾筒が無斑で白いのが特徴。

2019.8.25撮影 ほんとに久しぶりの野鳥撮影に出かけました。運良く、カモメの群れから少し離れた場所に初めてのダイシャクシギを1羽発見。しかし、運悪く、この後すぐにカモメやカラスに追われてしまい、撮影がじっくりとできませんでした。
カモメに追い払われています。近くに30羽ほどのカモメいる中でたった1羽のダイシャクシギです。
やっとの思いでカモメから逃げ切ったかと思いきや・・・
今度はカラスに追い払われています。 <全ての画像>