スズメ目ヒタキ科サメビタキ属 夏鳥 全長13cm
学名:Muscicapa dauurica
英名:Asian Brown Flycatcher
キャンプ場で利用客が利用するバンガローそばの松の木に、蜘蛛の糸を使って地衣類を丁寧に貼り付けたお椀形の巣を発見しました。初めて見るコサメビタキの巣になりました。最初は、巣とは全く気づかずに同じ場所によくやって来るコサメビタキだなと思っていました。よく見ないと、松の枝にある小さなこぶとしか見えません。
巣の中には、5羽の雛が何度も餌を親鳥にねだっていました。巣の近くには、メジロやヤマガラが近寄ってきます。そのたびに雛は親鳥と思って口を大きく開けていました。親鳥は、メジロやヤマガラは、危険ではないと分かっているのでしょうか、追い払ったりはしていません。
5羽とも元気に育ってほしいものです。


