トキ科」カテゴリーアーカイブ

【2020年12月27日】

しゃもじをうまく使って食事

ペリカン目トキ科ヘラサギ属
ヘラサギに似て、目とくちばしの間の黒が広い。
全長:77cm
湖沼、水田、干潟に飛来するが、少ない。アジア東部のみに分布。
 しゃもじの様な嘴を振り子のように左右に振りながら採餌するクロツラヘラサギです。
このクロツラヘラサギには、足環がついています。公益財団法人日本野鳥の会 自然保護室によると、Y49は、2020年の6月に韓国のHwangseodo islandという島で足輪がつけられたもので、生後約25日のヒナにつけたそうです。また、Y47からY53が今年(2020年)つけられたそうです。
絶滅危惧ⅠB類(EN) ・・・絶滅危惧

<撮影時エピソード>この日は、このクリークにいるカワセミを狙って撮影に出かけたところ、目の前に現れたのはカワセミではなく、絶滅危惧ⅠB類のクロツラヘラサギだった。しかも、近距離で採餌するクロツラヘラサギ。三脚を車の中から持ち出す暇もなく、驚かせないように手持ちでの動画撮影を行った。こんなに近くから野鳥のクロツラヘラサギの採餌する姿を撮影できる機会など滅多にあるものでは無いので、手ぶれ覚悟で撮影を行った。

 しかし、カメラの重さと手ぶれに我慢できなくなり、三脚を取り出そうと、車のドアを開けた途端、やはり気づかれ逃げられてしまった・・・・・。う~ん、くやしい!こんな後悔いつまで続く?

【2020年11月10日】

足環をつけたクロツラヘラサギ

ペリカン目トキ科ヘラサギ属
ヘラサギに似て、目とくちばしの間の黒が広い。
全長:77cm
湖沼、水田、干潟に飛来するが、少ない。アジア東部のみに分布。
 3羽のクロツラヘラサギがやって来た(2020.11.6)。その中の1羽に足環のついたクロツラヘラサギがいた。
絶滅危惧ⅠB類(EN) ・・・絶滅危惧

 公益財団法人日本野鳥の会 自然保護室によると、Y49は、2020年の6月に韓国のHwangseodo islandという島で足輪がつけられたもので、生後約25日のヒナにつけたそうです。また、Y47からY53が今年つけられたそうです。

【2020年04月11日】

クロツラヘラサギ5羽の様子

クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)ペリカン目トキ科ヘラサギ属 冬鳥 全長77cm
 5羽飛来しているクロツラヘラサギ様子。このときは、テトラポットに5羽と1羽のヘラサギが休憩していた。前日の夕方は、6羽とも干潟で盛んに採餌しており、今日の昼過ぎまで十分に休憩をしていた。潮が引き、採餌できる環境になったのを察知しているのか、出かける前のウォーミングアップを始めた。

クロツラヘラサギの未成鳥、羽づくろいを始めこれからの採餌に備えているようだ。
クロツラヘラサギの未成鳥、嘴が赤みを帯び、波状模様がなくのっぺりしている。
冠羽と胸に黄色みを帯びるクロツラヘラサギの成鳥夏羽
ウォーミングアップのクロツラヘラサギへ

【2020年04月13日】

レッドリストで「情報不足」のヘラサギ

ヘラサギ(ペリカン目トキ科ヘラサギ属)冬鳥 全長83cm クロツラヘラサギは77cm
学名:Platalea leucorodia
英名:Eurasion Spoonbill
 クロツラヘラサギによく似て、シャモジ状の嘴だが、先端が黄色みを帯びる。また、クロツラヘラサギに比べて目の周りの裸出部が小さい。
 撮影時、以前2羽だったクロツラヘラサギが、6羽に増えていると驚いた。しかし、1羽ずつ確認していくとなんと1羽だけ顔の様子が異なり、初めて見るヘラサギと分かり2度びっくりだ。
 環境省の環境省レッドリスト2019カテゴリー(ランク)によると、「情報不足」(評価するだけの情報が不足している種)にランク付けされていた。一方のクロツラヘラサギは「絶滅危惧ⅠB類(EN)」に位置づけられているが、ヘラサギの方がクロツラヘラサギよりも観察頻度が低いそうだ。

クロツラヘラサギ5羽(以前からいた冠羽の長い2羽に、新たに3羽加わる)と初めて見る右端のヘラサギ 4月8日撮影
ヘラサギ(若)
ヘラサギの嘴の先端は黄色みを帯びる
外側初列風切りと風切り先端が黒く、幼鳥の特徴が現れている。
成鳥の夏羽になると、クロツラヘラサギのように黄色みを帯びた長い冠羽が現れる。

【2020年04月19日】

クロツラヘラサギ2羽発見

クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)ペリカン目トキ科ヘラサギ属 冬鳥 全長77cm
左が今回新たに飛来(撮影)したクロツラヘラサギ。夏羽の冠羽は右のクロツラヘラサギに比べてやや短い。
新たに飛来したクロツラヘラサギ
左側が新たに飛来したクロツラヘラサギ
左右に首を振りながら採餌するクロツラヘラサギ 今年初めてのクロツラヘラサギへ

【2020年04月01日】

クロツラヘラサギに再会

 2018年11月18日に初めて出会ったクロツラヘラサギは、2019年の4月9日まで撮影することができた。
 今年は、もう飛来してこないのかもと諦めていたところ、2020年3月18日に飛来を確認することができた。4ヶ月遅れで、既に冠羽がのびた夏羽になっていた。暖冬の影響なのかは分からないが、一安心だ。この後は、繁殖のため朝鮮半島の西海岸の島々へ向かう。

クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)ペリカン目トキ科ヘラサギ属 冬鳥 全長77cm
今年は、1羽だけだっったが再会できてうれしい。昨年は、4羽だ。今後増えてくれることを期待して撮影を続けた・・・。
 前年度は,4羽が飛来していたが、今回は1羽のみだ。今後、増えるか楽しみ。
他の画像(2018~2019)>