サギ科」カテゴリーアーカイブ

【2019年11月03日】

大物をゲットしたコサギ

ペリカン目サギ科コサギ属
学名:Egretta garzetta
英名:Little Egret
 黒いくちばしが冬も黒く、足の指が黄色。
本州から九州の林で集団で繁殖し、各地の水辺で見られる。カラスほどのサイズだが、白いサギでは小型。繁殖期の一時期に足と目元がピンク色になる(婚姻色)。
活発に動き、浅い水辺では、足をふるわせるようにして魚をとることがある。
***この日は、大物をゲットして大満足したのか岩の上に止まり、羽繕いを始めていました。***

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【2023年11月10日】

黒色型のクロサギ(白色型もいる)に出会った!

ペリカン目サギ科コサギ属 留鳥 全長62cm
学名:Egretta sacra
英名:Pacific Reef Heron
 クロサギという種名ながら、実は白いクロサギもいてややこしい。海水域の岩礁海岸に生息し、頭を下げて伏せたような姿勢でのそのそと大股で歩きながら移動する。雌雄同色。
 黒色型は、全身が濃い灰色で黒っぽい。
 白色型は、全身が白い。まれに中間的な色合いの個体もいる。
 足は、太くて短く、色合いは黒から黄緑色まで個体差が大きいが、足指は黄色。
 嘴は、基部から太くがっしりして、色は黒から黄色まで個体差がある。

***初めは、足が見えなかったせいか、黒い岩の一部がなにか飛び出ているように見えており、まさか鳥がいるとは思いもしませんでした。黒い岩の中では保護色になっているのでしょうね。白色型のクロサギは白っぽい岩礁にいるとのことです。あいにくの逆光でうまく撮影ができませんでしたが、初めて撮影することができました。***

2019.10.26撮影

【2019年10月13日】

水辺よりも草地を好むチュウサギ

ペリカン目サギ科コサギ属 夏鳥 全長69cm
学名:Egretta intermedia
英名:Intermediate Egret
 コサギとダイサギの中間的な大きさのシラサギ類。夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖。北海道では稀な夏鳥。チュウサギは水辺よりも草地を好む傾向があり、昆虫やカエルを好む。雌雄同色。夏羽では、嘴は黒く、胸と背に飾り羽がある。冬羽では、嘴が黄色い。夏羽から冬羽にかけて、嘴は先端のみが黒い。
                             準絶滅危惧(NT) (環境省レッドリストより)

2019.10.10撮影 草地で好物のカエルを捕まえていますね。
チュウサギについて

【2020年02月06日】

準絶滅危惧(NT)のカラシラサギ

ペリカン目サギ科コサギ属 旅鳥   
学名:Egretta eulophotes
英名:Chinese Egret
 全長65cmでコサギと同じぐらいの大きさ。くちばしが橙黄色、足の指も黄色。 海岸、干潟。河口、 水田、湿地などに飛来するが、数は少ない。 夏羽では後頭から細い房状の冠羽 (コサギの冠羽は2本) が現れる。

コサギとの比較

【2019年11月03日】

コサギのいろいろ

俗にシラサギと呼ばれ、最もよく見かけるサギ類です。留鳥として本州以南に分布し、北海道では稀な夏鳥になります。雌雄同色で、水田から海岸まで様々な水辺の環境に生息します。そのコサギの変化をまとめてみました。ペリカン目サギ科コサギ属

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【2019年04月19日】

黄色みを帯びた冠羽のクロツラ

昨年11月18日に初めて出会ったときは、嘴が真っ黒ではなく、赤みがかった黒色の未成鳥でした。今年の4月になり立派な冠羽をいただいた成鳥の夏羽へと変化しております。(冬羽では、冠羽や黄色みがなくなります。

赤みがかった嘴で表面がつるっとした感じのクロツラへラサギ(未成鳥) 11月20日撮影
黄色みを帯びた立派な冠羽をいただいた成鳥の夏羽

【2019年10月14日】

チュウダイサギ

ペリカン目サギ科アオサギ属 夏鳥・留鳥 全長90cm
学名:Ardea alba modesta 
 夏羽は、嘴が黒く目先は緑色。胸や背にレース状の飾り羽がある。冬羽は嘴と目先が黄色くなる。足は黒く足指裏も黒いが、脛に黄色みを帯びる個体もまれにある。チュウダイサギは、夏鳥だが、越冬する個体もいる。

チュウダイサギ(ペリカン目サギ科アオサギ属)<全ての画像>