チドリ科」カテゴリーアーカイブ

【2019年04月25日】

ムナグロの夏羽への換羽比較

 この日(2013.4.13)は、河原に6羽ほど初見のムナグロが渡ってきていました。6羽がそれぞれ羽色が少し異なっていて、初めて見たときは同一種類とは思えずに、幸運にも異なる2種類の鳥を同じ日に同じ場所で撮影できたと喜んだところでしたが・・・。調べてみると、雌雄同色で同一種類であることが分かりました。初見の2種類とはなりませんでした。
◎夏羽への変換中1
◎夏羽への変換中2
◎完全な夏羽

夏羽への換羽中1
夏羽への換羽中2
ほぼ完全な夏羽   <「ムナグロがやって来た!」のページへ>

【2019年11月04日】

ムナグロがやって来た!

チドリ目チドリ科ムナグロ属 夏鳥 全長24cm
学名:Pluvialis fulva
英名:Pacific Golden Plover
 夏羽の黒い胸が特徴のチドリ科。主に旅鳥として、春と秋に全国に渡来します。干潟や海岸で見られることは稀で、水田、畑地などに生息します。下の画像は河川敷で撮影したものです。夏羽は、顔から胸、腹までが黒く、それを縁取るように額から続く白い帯状の模様があります。冬羽は、体上面の黄色みがなくなり、顔から胸は褐色、体下面は汚白色になります。雌雄同色。全長24cm。
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ムナグロ(チドリ目チドリ科ムナグロ属)

【2019年04月29日】

チドリ3種の比較

イカルチドリ(オスの夏羽)、シロチドリ (オスの夏羽) 、コチドリ(オスの夏羽)を比較してみました。

大きさ:①イカルチドリ(19~21cm)、②シロチドリ(15~17.5cm)、③コチドリ(14~17cm)
オスの夏羽:①イカルチドリ(過眼線は耳羽付近で褐色がかる。胸の帯も細め。冬羽の黒い過眼線は不明瞭。)
      ②シロチドリ(黒く細い過眼線。過眼線と離れた額の黒斑。赤褐色の頭部。冬羽は過眼線を欠く。)
      ③コチドリ(黒い過眼線と胸の帯。冬羽は黒い過眼線を欠く。)
特徴:①イカルチドリ(シロチドリ、コチドリよりも大きい。)
   ②シロチドリ(コチドリよりもやや大きく、体後部がバランス上短く見える。)
   ③コチドリ(イカルチドリ、シロチドリより小さい。目立つ金色のアイリング。)
分布:①イカルチドリ(主に留鳥、河川の砂礫地、水田など。干潟、海岸では稀。)
   ②シロチドリ(主に留鳥。河口、干潟、砂浜。)
   ③コチドリ(主に夏鳥。河川の中流以下、水田、砂浜。)

【2019年11月04日】

金色のアイシャドウ、コチドリ

チドリ目チドリ科チドリ属 夏鳥 全長16cm
学名:Charadrius dubius
英名:Little Ringed Plover
 日本最小のチドリ類のコチドリ(小千鳥)。夏鳥として九州以北に渡来、本州中部以西では、少数が越冬する。イカルチドリシロチドリより小さい。金色のアイリングが目立ち、嘴は黒く短め、足は橙黄色。冬羽は、アイリングが不明瞭となり、黒い色が淡くなる。

コチドリ(チドリ目チドリ科チドリ属)<全ての画像>

【2019年10月21日】

初めてのダイゼン

チドリ目チドリ科ムナグロ属 冬鳥または旅鳥 全長29cm
学名:Pluvialis squatarola
英名:Grey Plover
 冬鳥または旅鳥 干潟で見られる大型のチドリ類。旅鳥として春と秋の渡りの期に各地に渡来するが、関東以西では越冬する個体もいる。かつて、この鳥を宮中で料理していたことが和名の由来。雌雄同色で、夏羽は顔から胸、腹までが黒い。頭頂から体上面が白く白黒の斑模様になっている。

【2020年04月15日】

イカルチドリ発見!

チドリ目チドリ科チドリ属 留鳥 全長21cm
学名:Charadrius placidus
英名:Long-billed Plover
 嘴が黒くやや長め、スマートな体型。留鳥として、九州以北に分布する。東北地方以北では夏鳥として渡来し、南西諸島では冬鳥。砂利の多い河原のような環境を好む。イソシギと同じぐらいの大きさ。

イカルチドリ(チドリ目チドリ科チドリ属)<全ての画像>

【2019年10月20日】

頭でっかち?のシロチドリ

チドリ目チドリ科チドリ属 留鳥 全長17cm
学名:Cbaradrius alexandrinus
英名:Kentish Plover
足が黒っぽく、胸の黒い帯はつながらない。
海岸や河口の砂地で繁殖し、干潟などに群れる。北日本では秋冬に暖地に移動。雌夏羽は雄より淡い。ピルピルと鳴く他、繁殖期には、ケレケレと大きな声もだす。絶滅危惧Ⅱ類(VU)

シロチドリ (チドリ目チドリ科チドリ属)<全ての画像>