タマシギ科」カテゴリーアーカイブ

【2020年12月24日】

一妻多夫タマシギ

チドリ目タマシギ科タマシギ属 留鳥・漂鳥 全長24cm
学名:Rostratula benghalenis
英名:Greater Painted Snipe
 一妻多夫という鳥類でも珍しい方法で繁殖しているそうだ。オスは、営巣から抱卵、育児までこなす。一方メスは、産卵後は別オスとつがいになる。子孫を確実に残すための方法らしい。

手前がメスで、奥がオス。オスのほうが少し地味な色です。色具合も他の鳥類に比べて逆転している。

<撮影エピソード>下の動画は、車の中からの手持ち撮影です。タシギがいるかもしれないとゆっくり車を運転しながら、昨年いた側溝に近づいていくとタシギではなく、タマシギを発見。タマシギもこちらに気づき、身動きせずに警戒、しばらくは我慢比べでした。ここで、車のドアを開ければ、たちまち逃げてしまうのは確実の状況でした。仕方なく、そのまま車の中から手持ち撮影を行った動画です。途中からは、三脚を据えて撮影をしております。

【2019年09月13日】

タマシギの幼鳥

チドリ目タマシギ科タマシギ属 留鳥 全長24cm
 タマシギは、絶滅危惧種であり、鳥類では珍しく一妻多夫で繁殖する。和名は、目の周りの様子がまが玉に似ている、または男を手玉に取る事からなどから由来しているようだ。さえずるのはオスではなくメスで、繁殖期に「コオ、コオ」とさえずる。目の周囲のまが玉模様は、オスは黄色みがあり、メスは白い。

タマシギについて

【2020年11月15日】

絶滅危惧種Ⅱ類(VU)タマシギ発見!

チドリ目タマシギ科タマシギ属 留鳥・漂鳥 全長24cm
学名:Rostratula benghalenis
英名:Greater Painted Snipe
 タシギのその後の様子を撮影しようと以前撮影した場所に出かけると、案の定同じ場所にいつもの2羽を発見した。しかし、以前の羽色とは違うし、目元が以前よりはっきりしているのが気になったが、夏羽に換わったのだろうと思いながら、撮影をした。帰って図鑑などで確認すると、夏羽などはなく、初めて出会うタマシギだと判明した。また、絶滅危惧種であることも分かり、またまたビックリ。
 鳥類では珍しく一妻多夫で繁殖する。和名は、目の周りの様子が曲玉に似ている、または男を手玉に取る事などから由来しているようだ。

タマシギ(チドリ目タマシギ科タマシギ属)左メス、右オス <全ての画像>