シギ科」カテゴリーアーカイブ

【2019年08月27日】

地元にもやって来たチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるチュウシャクシギ(42cm)です。嘴が杓のように長いダイシャクシギ(60cm)よりも短く、コシャクシギよりも長いチュウシャクシギです。関東地方では、4月下旬から個体数が増え始め、水田で数十羽から数百羽が群れるそうです。
我が地元では数はたったの2羽ですが、来ていただき感謝、感謝です。

次回は、ダイシャクシギ(60cm)やホウロクシギ(63cm)も連れてきてほしいですね。

【2019年10月19日】

タカブシギ

チドリ目シギ科クサシギ属 旅鳥・冬鳥 全長20cm
学名:Trina glareola
英名:Wood Sandpiper
 雌雄同色で、夏羽は頭部から胸にかけて褐色の縦斑があり、眉斑は不明瞭。体上面は褐色で白斑が散在する。体下面は白く、脇に褐色の白斑がある。冬羽は、頭部から胸の斑が不明瞭で、体上面の羽縁が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

遠すぎて画像が不鮮明ですね。(2019.5.2撮影)

【2019年05月02日】

別種に見えてしまうキアシシギ

チドリ目チドリ科クサシギ属 2018.10.9撮影の幼羽と2019.5.1撮影の夏羽です。今回撮影時には足の際だった黄色には気づきましたが、羽色が違うためすぐにはキアシシギだと判断できず別種だろうと思いました。


上の段3画像(幼羽)、下の段3画像(夏羽)

【2019年10月14日】

アオアシシギとタシギ

アオアシシギ:チドリ目シギ科クサシギ属 旅鳥
タシギ   :チドリ目シギ科タシギ属 旅鳥・冬鳥
互いに意識しあうこともなく、仲良く河原で接近して採餌していました。こんな光景に出会うことは少ないです。タシギに対するアオアシシギの呟きを想像してみるのも楽しいですよ。

がアオアシシギ、がタシギです。

【2019年10月19日】

ウズラシギを見つけたよ!

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長22cm
学名:Calidris acuminata
英名:Sharp-tailed Sandpiper
 大きさや体型がウズラに似ていることが和名の由来。春と秋に渡来するが、渡来数は減少傾向にある。沿岸部より淡水域を好む。雌雄同色で、足は緑色を帯びた黄色。夏羽は頭部から胸、体上面が赤みのある褐色で軸斑が黒い。白いアイリング、不明瞭な白い眉斑がある。体下面は白く、脇や腹にV字形の斑がある。冬羽は、体上面の赤みがなくなり、灰色みが強くなる。

【2019年10月19日】

春を告げるチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥 全長42cm 
学名:Numenius phaeopus
英名:Whimbrel
 水田に群れ、春を告げる大型のシギ類です。旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるが、特に春に多く見られます。干潟などの海水域でも見られます。嘴の長さはダイシャクシギより短く、コシャクシギより長く、眉斑が明確で、側頭線が特徴的です。

小さい方がチュウシャクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)大きい方は、ホウロクシギです。

左端がチュウシャクシギ(チドリ目チドリ科ダイシャクシギ属)地元へ飛来してきたよ

【2019年10月19日】

長い嘴のホウロクシギ 絶滅危惧Ⅱ類

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 夏鳥 全長63cm
学名:Numenius madagascariensis
英名:Far Eastern Curlew
 長く湾曲した嘴が特徴の日本に渡来する最大級のシギ類です。少ない旅鳥として春と秋の渡り期に全国に渡来し、西日本に多いそうです。褐色の色が焙烙(ほうろく:素焼きの浅い土鍋)に似ていることが和名の由来のようです。絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。

ホウロクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)<全ての画像>

【2019年10月19日】

少ない旅鳥のオバシギに出会えた!

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長29cm
学名:Calidris tenuirostris
英名:Great Knot 
 旅鳥として春と秋の渡りの期に全国に飛来するが数は少ないようです。干潟など沿岸部で見られ、数羽程度でいることが多く、雌雄同色で、特徴としては、嘴は黒く、足は黄緑色です。
夏場:頭部から首、体下面は白く、黒い縦斑があり、胸に黒い帯状斑があります。
冬場:体上面が灰色で、黒く細い軸斑があります。

オバシギ(チドリ目シギ科オバシギ属)<すべての画像>