年別アーカイブ: 2020年

【2020年04月01日】

コゲラ(キュウシュウコゲラ)のカップル誕生!

 頭上の1羽のコゲラを撮影していると、側にいたのかもう一羽のコゲラが現れた。瞬きをした瞬間、いなくなったのかと思いきや交尾が始まった。初めて遭遇したコゲラの交尾の瞬間にだった。

コゲラ(Japanes Pygmy Woodpecker)キツツキ目キツツキ科アカゲラ属 留鳥 全長15cm
よく見ると、メスの右側にオスの嘴が確認できる。
これから、営巣活動が始まる。

【2020年04月01日】

クロツラヘラサギに再会

 2018年11月18日に初めて出会ったクロツラヘラサギは、2019年の4月9日まで撮影することができた。
 今年は、もう飛来してこないのかもと諦めていたところ、2020年3月18日に飛来を確認することができた。4ヶ月遅れで、既に冠羽がのびた夏羽になっていた。暖冬の影響なのかは分からないが、一安心だ。この後は、繁殖のため朝鮮半島の西海岸の島々へ向かう。

クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)ペリカン目トキ科ヘラサギ属 冬鳥 全長77cm
今年は、1羽だけだっったが再会できてうれしい。昨年は、4羽だ。今後増えてくれることを期待して撮影を続けた・・・。
 前年度は,4羽が飛来していたが、今回は1羽のみだ。今後、増えるか楽しみ。
他の画像(2018~2019)>

【2020年04月01日】

キクイタダキの乱舞

 10数羽のキクイタダキが松の木々をすばしこく飛び回っていた。時々、手を伸ばせば捕まえられる程の近さで戯れ、望遠レンズを捨てたくなるほどだ。

キクイタダキ(Goldcrest)スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属 留鳥・漂鳥 全長10cm 2020.3.17撮影
黄色の冠羽の中にオレンジ色が見えるのがオス。

【2020年03月18日】

足環(バンディング)のオオジュリン

 足環はおもにアルミニウムや軽い合金で作られ、一つ一つに異なった番号が刻印されています。現在環境省が発行している足環には、”KANKYOSHO TOKYO JAPAN”という文字と番号が刻印されており、ミソサザイやセッカのような小さい鳥からオオハクチョウのような大きい鳥まで、様々な鳥につけられるよう16種類のサイズがあります。一番小さいサイズの足環の6重さは0.04gで、例えば約9gのミソサザイでは体重の0.44%に当たります。(山科鳥類研究所より)

<刻印の例>
足環の刻印例

10号サイズの足環。このサイズの足環はオナガガモ、ハシボソガラス等の大きさの鳥につけられます

オオジュリン(Common ReedBuntingスズメ目ホジロ科ホオジロ属 留鳥・漂鳥 全長16cm
環境省 KANKYOSHO の(OSH)、TOKYOJAPANの(APN)と(048?)が読み取れます。
2020.3.14撮影