日別アーカイブ: 2020-11-14

【2020年12月24日】

絶滅危惧Ⅱ類ズグロカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
 ユリカモメと同じく足は赤いが、嘴は黒い。冬鳥として主に関東以西に渡来し、特に九州北部に多い。夏羽に頭巾をかぶったように頭部が黒くなることが和名の由来。雌雄同色で、成鳥の冬羽は東部が白く、頭頂と耳羽後方に黒斑がある。成鳥の夏羽は頭部が黒く、眼の周囲が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

<撮影時エピソード>この日は、10羽ほどが飛来していた。同じ日のユリカモメに比べると圧倒的に少ない。ユリカモメによく似ているが、ユリカモメの嘴が赤いのに対してズグロカモメは嘴が黒くて短い。浅瀬に飛来したズグロカモメは、浅瀬にいるカニをよく食べていた。浅瀬を歩きながらカニをつかめていることが多いようにあるが、空中から水底にいるカニをめがけて飛び降り捕食していたのには少し驚かされた。また、捕らえたカニを丸呑みするのもズグロカモメの特徴のようです。

【2020年12月25日】

漁港に群れるユリカモメ

チドリ目カモメ科カモメ目 冬鳥 全長40cm
学名:Larus ridibundus
英名:Black-headed Gull
 冬鳥として北海道から南西諸島の海岸、干潟、河口などに渡来。嘴と足が赤く、耳羽の後方に黒斑が特徴。夏羽は、焦げ茶色の頭巾をかぶったようになる。

<撮影時のエピソード>3年前、小さな漁港で初めて撮影したユリカモメは、ほんの数羽でした。赤い嘴と足にかわいらしさを感じながら、何枚もシャッターを切ったものでした。また、昨年は、他の漁港でしたが、頭が黒くなった夏羽のユリカモメにも初めて出合うことができました。そして、今年は数百羽のユリカモメに出会いました。群れたユリカモメには圧倒されますね。どこにピントを合わせていいのやら・・・。

【2020年12月28日】

素早い動きのセグロセキレイ

スズメ目セキレイ科セキレイ属 留鳥 全長21cm
学名:Motacilla grndis
英名:Japanese Wagtail
全長:21cm 

 ジジッと濁った声。九州以北の河川の中流、石の河原を好む。
さえずり:澄んだ声も交えてジーピチチロジージジなどと複雑に鳴く。
日本特産種で雌雄同色。
 <撮影時のエピソード>ハクセキレイに比べて数は少ないようですが、羽色が少し違うだけで動き方は全く同じといっていいですね。こちらもせわしなく動き回りながら採餌します。ところで、下の画像にある首を突っ込んでいる姿はほとんど見たことはありません。貴重な1枚?と勝手に思い込んでいます。驚きました。

 羽色の白と黒のコントラストがいいですね。

セグロセキレイ(スズメ目セキレイ科)
2019.3.31撮影