【2020年09月30日】

秋の渡り:4羽のセイタカシギ「史上初(個人的)」

チドリ目セイタカシギ科 留鳥・旅鳥 全長37cm
学名:Himantopus himantopus
英名:Black-winged Stilt
 足が極端に長くピンク色。
水田、埋め立て地の水溜まり、入り江などに飛来するが、繁殖するものや、冬を越すものもいる。雄夏羽は頭上が黒く、冬羽では薄くなる(頭の白い雄、黒い雌などもいる)。
若鳥は背に褐色味があり、次列風切羽の先が白い。
キッキッとかピュイーと鳴く。

 2日前、3羽だったセイタカシギが同じ場所で4羽になっていました。ビックリですね!

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

【2020年09月19日】

淡水域を好むムナグロ

チドリ目チドリ科ムナグロ属 夏鳥 全長24cm
学名:Pluvialis fulva
英名:Pacific Golden Plover
 夏羽の黒い胸が特徴のチドリ科。主に旅鳥として、春と秋に全国に渡来します。干潟や海岸で見られることは稀で、水田、畑地などに生息します。下の画像は河川敷で撮影したものです。夏羽は、顔から胸、腹までが黒く、それを縁取るように額から続く白い帯状の模様があります。冬羽は、体上面の黄色みがなくなり、顔から胸は褐色、体下面は汚白色になります。雌雄同色。全長24cm。

【2020年09月11日】

秋の渡りー6羽のチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥 全長42cm 
学名:Numenius phaeopus
英名:Whimbrel
 水田に群れ、春を告げる大型のシギ類です。旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるが、特に春に多く見られます。干潟などの海水域でも見られます。嘴の長さはダイシャクシギより短く、コシャクシギより長く、眉斑が明確で、側頭線が特徴的です。
 今年の8月、たったの1羽の飛来でしたが、9月に入り、6羽が飛来していました春の渡りでは、11羽を確認することができました。やはり、野鳥図鑑にあるように秋よりも春の方が多いですね。撮影したこの地域の水田では未確認ですが、干潟や河原などで確認できます。

2020年9月10撮影

【2020年09月11日】

セイタカシギ3羽

チドリ目セイタカシギ科 留鳥・旅鳥 全長37cm
学名:Himantopus himantopus
英名:Black-winged Stilt
 足が極端に長くピンク色。
水田、埋め立て地の水溜まり、入り江などに飛来するが、繁殖するものや、冬を越すものもいる。雄夏羽は頭上が黒く、冬羽では薄くなる(頭の白い雄、黒い雌などもいる)。
若鳥は背に褐色味があり、次列風切羽の先が白い。
キッキッとかピュイーと鳴く。

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

2020.9.9撮影(この日は3羽が飛来、複数飛来するのは初めてです。観察を始めてわずか3年ですが・・・。)
2019.9.7撮影(この年は1羽のみでした。)
チドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属 2019.9.7撮影

2020年9月9日撮影(初めて複数の飛来を確認する。)

【2020年09月11日】

バンの幼鳥

ツル目クイナ科バン属 留鳥 全長32cm
学名:Gallinula cbloropus
英名:CommonMoorhen
 関東地方以北では、夏鳥。それ以外は留鳥、雌雄同色で、頭部から体下面は黒く、脇には白斑がある。額板と嘴が赤く、嘴の先端だけ黄色い。足指が長く、緑色を帯びた黄色。
 この幼鳥を遠くから見ると、この時期にはいないはずのコガモのように見えました。バンの幼鳥をこの距離で見たのは初めてです。

合成写真のようにも見えますが、決して合成ではありません。
額や嘴がまだ赤くなっていません。下の画像は、バンの成鳥です。
ツル目クイナ科バン属 2019.3.31撮影 山香にて

【2020年08月30日】

めずらしく首を立てるトウネン

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長15cm
学名:Calidris ruficollis
英名:Red-necked Stint
 春と秋に飛来し、大きさは、スズメ大で、足が黒い。シロチドリの群れの中に数羽いたところを撮影した。シロチドリよりやや大きい。
干潟や砂浜に多く飛来し、水田、河川、湖沼でも見られる。
チュリと小声で鳴く。
トウネンとは、「今年生まれたもの」という意味で、当年生まれの子供のように小さいことに由来するらしい。気をつけて観察しないと見落としてしまう。

一瞬ですが、この動画の中にめずらしく首を立てるトウネンが撮影されています。

【2020年08月29日】

カニセンサー付きチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥 全長42cm 
学名:Numenius phaeopus
英名:Whimbrel
 水田に群れ、春を告げる大型のシギ類です。旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるが、特に春に多く見られます。干潟などの海水域でも見られます。嘴の長さはダイシャクシギより短く、コシャクシギより長く、眉斑が明確で、側頭線が特徴的です。

 今回は、8月の撮影です。この日は、なんとたったの1羽だけでしたが、カニを捕らえる様子を十分に観察することができました。まるでカニセンサーを持っているかのような捕食技です。

下記の動画に捕食の様子を載せました。

【2020年08月25日】

たくましいゴイサギ

 ペリカン目サギ科ゴイザギ属 留鳥 全長58cm
学名:Nycticorax nycticorax
英名:Black-crowned Night Heron 
 日中は草や木のしげみで休み、夕方から活動することが多い。
幼鳥や若い鳥は褐色に白いまだら模様がある。
成鳥の色彩になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなる。
飛びながらクワッと鳴く。
 この日、ゴイサギが飛んでいるのを確認していると、カラスに追われ逃げ回り始めました。
しばらくすると、樹上に止まりましたが、またもやカラスに威嚇されたり追い立てられたと散々な目に合っていました。その様子を見ていましたが、意外にもゴイサギはさほど怖がることもなく、カラスの止まる樹上に止まったりとたくましさをも感じました。

その他のゴイサギ画像

【2020年08月20日】

ソリハシシギがやって来た!

ソリハシシギ:チドリ目シギ科ソリハシシギ属 旅鳥 全長23cm
学名:Xenus cinereus
英名:Terek Sandpiper
 旅鳥のソリハシシギ、今年4月に観察して以来のソリハシシギの撮影になりました。4月に撮影したときは、わずかに1羽。今回8月の渡りでは10羽ほどの群れを作っていました。初めてソリハシシギを観察したときはたったの1羽でしたので、ビックリです。

 

8月18日撮影(上の画像)
4月撮影(上の画像)