※野鳥」カテゴリーアーカイブ

身近な鳥

【2020年09月11日】

バンの幼鳥

ツル目クイナ科バン属 留鳥 全長32cm
学名:Gallinula cbloropus
英名:CommonMoorhen
 関東地方以北では、夏鳥。それ以外は留鳥、雌雄同色で、頭部から体下面は黒く、脇には白斑がある。額板と嘴が赤く、嘴の先端だけ黄色い。足指が長く、緑色を帯びた黄色。
 この幼鳥を遠くから見ると、この時期にはいないはずのコガモのように見えました。バンの幼鳥をこの距離で見たのは初めてです。

合成写真のようにも見えますが、決して合成ではありません。
額や嘴がまだ赤くなっていません。下の画像は、バンの成鳥です。
ツル目クイナ科バン属 2019.3.31撮影 山香にて

【2020年08月30日】

めずらしく首を立てるトウネン

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長15cm
学名:Calidris ruficollis
英名:Red-necked Stint
 春と秋に飛来し、大きさは、スズメ大で、足が黒い。シロチドリの群れの中に数羽いたところを撮影した。シロチドリよりやや大きい。
干潟や砂浜に多く飛来し、水田、河川、湖沼でも見られる。
チュリと小声で鳴く。
トウネンとは、「今年生まれたもの」という意味で、当年生まれの子供のように小さいことに由来するらしい。気をつけて観察しないと見落としてしまう。

一瞬ですが、この動画の中にめずらしく首を立てるトウネンが撮影されています。

【2020年08月29日】

カニセンサー付きチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥 全長42cm 
学名:Numenius phaeopus
英名:Whimbrel
 水田に群れ、春を告げる大型のシギ類です。旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるが、特に春に多く見られます。干潟などの海水域でも見られます。嘴の長さはダイシャクシギより短く、コシャクシギより長く、眉斑が明確で、側頭線が特徴的です。

 今回は、8月の撮影です。この日は、なんとたったの1羽だけでしたが、カニを捕らえる様子を十分に観察することができました。まるでカニセンサーを持っているかのような捕食技です。

下記の動画に捕食の様子を載せました。

【2020年08月25日】

たくましいゴイサギ

 ペリカン目サギ科ゴイザギ属 留鳥 全長58cm
学名:Nycticorax nycticorax
英名:Black-crowned Night Heron 
 日中は草や木のしげみで休み、夕方から活動することが多い。
幼鳥や若い鳥は褐色に白いまだら模様がある。
成鳥の色彩になるまでに3年ほどかかり、目の色は黄色から次第に赤くなる。
飛びながらクワッと鳴く。
 この日、ゴイサギが飛んでいるのを確認していると、カラスに追われ逃げ回り始めました。
しばらくすると、樹上に止まりましたが、またもやカラスに威嚇されたり追い立てられたと散々な目に合っていました。その様子を見ていましたが、意外にもゴイサギはさほど怖がることもなく、カラスの止まる樹上に止まったりとたくましさをも感じました。

その他のゴイサギ画像

【2020年08月20日】

ソリハシシギがやって来た!

ソリハシシギ:チドリ目シギ科ソリハシシギ属 旅鳥 全長23cm
学名:Xenus cinereus
英名:Terek Sandpiper
 旅鳥のソリハシシギ、今年4月に観察して以来のソリハシシギの撮影になりました。4月に撮影したときは、わずかに1羽。今回8月の渡りでは10羽ほどの群れを作っていました。初めてソリハシシギを観察したときはたったの1羽でしたので、ビックリです。

 

8月18日撮影(上の画像)
4月撮影(上の画像)

【2020年06月07日】

ハヤブサの親子

ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属(留鳥)
学名:Falco Peregrinus
英名:Peregrine Falcon
さすがハヤブサの親鳥、風格たっぷりだな。

【2020年06月07日】

チュウダイサギ婚姻色

ペリカン目サギ科アオサギ属 夏鳥・留鳥 全長90cm
学名:Ardea alba modesta 
 夏羽は、嘴が黒く目先は緑色。胸や背にレース状の飾り羽がある。冬羽は嘴と目先が黄色くなる。足は黒く足指裏も黒いが、脛に黄色みを帯びる個体もまれにある。亜種チュウダイサギは、夏鳥だが、越冬する個体もいる。

【2020年05月29日】

幼鳥の飛行練習

ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
学名:Falco Peregrinus
英名:Peregrine Falcon

模範飛行で急降下するハヤブサの親鳥

【2020年05月29日】

幼鳥ハヤブサの食事

ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
学名:Falco Peregrinus
英名:Peregrine Falcon
 親の捕らえた獲物をいただく幼鳥4羽、子育て環境がよいのか4羽の幼鳥が育っている。