カモ目カモ科マガモ科 冬鳥 全長38cm
学名:Anus crecca
英名:Teal
ほぼハト大で、カモのなかまでは最小。
湖沼や河川などに多数飛来し、秋早くから春遅くまで見られる。

【2020年12月20日】
【2020年12月27日】
ペリカン目トキ科ヘラサギ属
ヘラサギに似て、目とくちばしの間の黒が広い。
全長:77cm
湖沼、水田、干潟に飛来するが、少ない。アジア東部のみに分布。
しゃもじの様な嘴を振り子のように左右に振りながら採餌するクロツラヘラサギです。
このクロツラヘラサギには、足環がついています。公益財団法人日本野鳥の会 自然保護室によると、Y49は、2020年の6月に韓国のHwangseodo islandという島で足輪がつけられたもので、生後約25日のヒナにつけたそうです。また、Y47からY53が今年(2020年)つけられたそうです。
絶滅危惧ⅠB類(EN) ・・・絶滅危惧
<撮影時エピソード>この日は、このクリークにいるカワセミを狙って撮影に出かけたところ、目の前に現れたのはカワセミではなく、絶滅危惧ⅠB類のクロツラヘラサギだった。しかも、近距離で採餌するクロツラヘラサギ。三脚を車の中から持ち出す暇もなく、驚かせないように手持ちでの動画撮影を行った。こんなに近くから野鳥のクロツラヘラサギの採餌する姿を撮影できる機会など滅多にあるものでは無いので、手ぶれ覚悟で撮影を行った。
しかし、カメラの重さと手ぶれに我慢できなくなり、三脚を取り出そうと、車のドアを開けた途端、やはり気づかれ逃げられてしまった・・・・・。う~ん、くやしい!こんな後悔いつまで続く?
【2020年12月22日】
【2020年12月22日】
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属 留鳥・漂鳥 全長16cm
学名:Emberiza fukata
英名:Chestnut-eared Bunting
漂鳥として九州以北に分布し、東北以北では夏鳥。山地の草原、高原で繁殖し、冬季は平地のヨシ原、草地、農耕地で越冬する。夏羽は頭部が灰色で、頰はレンガ色。冬羽は全体的に色がくすんで、褐色みが強い。
<撮影時エピソード>3年前偶然にも初めて撮影できたホオアカが、左下サムネイルの最初の画像です。この時、撮影できたのはこの画像たった1枚だけでした。翌年も、おなじ場所に何度か行くものの出会えませんでした。他の場所で撮影できたのがその他のサムネイル画像です。しかし、距離がありすぎてなかなか鮮明に撮影できていません。今年、最初に撮影した場所に戻り、撮影できたのが上の動画と画像です。三脚にカメラを据えて、じっと待っていてやっと撮影できました。ほんとにうれしいですね。
【2020年12月26日】
【2020年12月24日】
チドリ目タマシギ科タマシギ属 留鳥・漂鳥 全長24cm
学名:Rostratula benghalenis
英名:Greater Painted Snipe
一妻多夫という鳥類でも珍しい方法で繁殖しているそうだ。オスは、営巣から抱卵、育児までこなす。一方メスは、産卵後は別オスとつがいになる。子孫を確実に残すための方法らしい。
<撮影エピソード>下の動画は、車の中からの手持ち撮影です。タシギがいるかもしれないとゆっくり車を運転しながら、昨年いた側溝に近づいていくとタシギではなく、タマシギを発見。タマシギもこちらに気づき、身動きせずに警戒、しばらくは我慢比べでした。ここで、車のドアを開ければ、たちまち逃げてしまうのは確実の状況でした。仕方なく、そのまま車の中から手持ち撮影を行った動画です。途中からは、三脚を据えて撮影をしております。
【2020年12月24日】
チドリ目カモメ科カモメ属 冬鳥 全長32cm
学名:Larus saundersi
英名:Saunder’s Gull
ユリカモメと同じく足は赤いが、嘴は黒い。冬鳥として主に関東以西に渡来し、特に九州北部に多い。夏羽に頭巾をかぶったように頭部が黒くなることが和名の由来。雌雄同色で、成鳥の冬羽は東部が白く、頭頂と耳羽後方に黒斑がある。成鳥の夏羽は頭部が黒く、眼の周囲が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
<撮影時エピソード>この日は、10羽ほどが飛来していた。同じ日のユリカモメに比べると圧倒的に少ない。ユリカモメによく似ているが、ユリカモメの嘴が赤いのに対してズグロカモメは嘴が黒くて短い。浅瀬に飛来したズグロカモメは、浅瀬にいるカニをよく食べていた。浅瀬を歩きながらカニをつかめていることが多いようにあるが、空中から水底にいるカニをめがけて飛び降り捕食していたのには少し驚かされた。また、捕らえたカニを丸呑みするのもズグロカモメの特徴のようです。
【2020年12月25日】
チドリ目カモメ科カモメ目 冬鳥 全長40cm
学名:Larus ridibundus
英名:Black-headed Gull
冬鳥として北海道から南西諸島の海岸、干潟、河口などに渡来。嘴と足が赤く、耳羽の後方に黒斑が特徴。夏羽は、焦げ茶色の頭巾をかぶったようになる。
<撮影時のエピソード>3年前、小さな漁港で初めて撮影したユリカモメは、ほんの数羽でした。赤い嘴と足にかわいらしさを感じながら、何枚もシャッターを切ったものでした。また、昨年は、他の漁港でしたが、頭が黒くなった夏羽のユリカモメにも初めて出合うことができました。そして、今年は数百羽のユリカモメに出会いました。群れたユリカモメには圧倒されますね。どこにピントを合わせていいのやら・・・。
【2020年12月28日】
スズメ目セキレイ科セキレイ属 留鳥 全長21cm
学名:Motacilla grndis
英名:Japanese Wagtail
全長:21cm
ジジッと濁った声。九州以北の河川の中流、石の河原を好む。
さえずり:澄んだ声も交えてジーピチチロジージジなどと複雑に鳴く。
日本特産種で雌雄同色。
<撮影時のエピソード>ハクセキレイに比べて数は少ないようですが、羽色が少し違うだけで動き方は全く同じといっていいですね。こちらもせわしなく動き回りながら採餌します。ところで、下の画像にある首を突っ込んでいる姿はほとんど見たことはありません。貴重な1枚?と勝手に思い込んでいます。驚きました。
羽色の白と黒のコントラストがいいですね。
【2020年12月24日】
ペリカン目サギ科アオサギ属
学名:Ardea cinereal
英名:Grey Heron
留鳥、全国に分布し、九州以北で繁殖する。全長93cm。水田から海岸まで様々な場所で生息し、魚類、両生類、小動物などをエサとしており、非常に大食漢である。