※野鳥」カテゴリーアーカイブ

身近な鳥

【2019年11月04日】

ムナグロがやって来た!

チドリ目チドリ科ムナグロ属 夏鳥 全長24cm
学名:Pluvialis fulva
英名:Pacific Golden Plover
 夏羽の黒い胸が特徴のチドリ科。主に旅鳥として、春と秋に全国に渡来します。干潟や海岸で見られることは稀で、水田、畑地などに生息します。下の画像は河川敷で撮影したものです。夏羽は、顔から胸、腹までが黒く、それを縁取るように額から続く白い帯状の模様があります。冬羽は、体上面の黄色みがなくなり、顔から胸は褐色、体下面は汚白色になります。雌雄同色。全長24cm。
<ムナグロ画像2へ>
<ムナグロ画像3へ>
<ムナグロ換羽比較へ>

ムナグロ(チドリ目チドリ科ムナグロ属)

【2019年04月19日】

黄色みを帯びた冠羽のクロツラ

昨年11月18日に初めて出会ったときは、嘴が真っ黒ではなく、赤みがかった黒色の未成鳥でした。今年の4月になり立派な冠羽をいただいた成鳥の夏羽へと変化しております。(冬羽では、冠羽や黄色みがなくなります。

赤みがかった嘴で表面がつるっとした感じのクロツラへラサギ(未成鳥) 11月20日撮影
黄色みを帯びた立派な冠羽をいただいた成鳥の夏羽

【2019年10月19日】

春を告げるチュウシャクシギ

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 旅鳥 全長42cm 
学名:Numenius phaeopus
英名:Whimbrel
 水田に群れ、春を告げる大型のシギ類です。旅鳥として春と秋の渡りの期に見られるが、特に春に多く見られます。干潟などの海水域でも見られます。嘴の長さはダイシャクシギより短く、コシャクシギより長く、眉斑が明確で、側頭線が特徴的です。

小さい方がチュウシャクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)大きい方は、ホウロクシギです。

左端がチュウシャクシギ(チドリ目チドリ科ダイシャクシギ属)地元へ飛来してきたよ

【2019年10月19日】

長い嘴のホウロクシギ 絶滅危惧Ⅱ類

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 夏鳥 全長63cm
学名:Numenius madagascariensis
英名:Far Eastern Curlew
 長く湾曲した嘴が特徴の日本に渡来する最大級のシギ類です。少ない旅鳥として春と秋の渡り期に全国に渡来し、西日本に多いそうです。褐色の色が焙烙(ほうろく:素焼きの浅い土鍋)に似ていることが和名の由来のようです。絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。

ホウロクシギ(チドリ目シギ科ダイシャクシギ属)<全ての画像>

【2019年10月19日】

少ない旅鳥のオバシギに出会えた!

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥 全長29cm
学名:Calidris tenuirostris
英名:Great Knot 
 旅鳥として春と秋の渡りの期に全国に飛来するが数は少ないようです。干潟など沿岸部で見られ、数羽程度でいることが多く、雌雄同色で、特徴としては、嘴は黒く、足は黄緑色です。
夏場:頭部から首、体下面は白く、黒い縦斑があり、胸に黒い帯状斑があります。
冬場:体上面が灰色で、黒く細い軸斑があります。

オバシギ(チドリ目シギ科オバシギ属)<すべての画像>

【2019年10月31日】

シベリアハクセキレイ

スズメ目セキレイ科セキレイ属 迷鳥 全長21cm
学名:Motacilla alba lugens
 迷鳥で数少ない。過眼線がなく顔の模様は亜種ホオジロハクセキレイと同じ。頭上から後頭部は黒色。頭の黒色と上面の灰色の境界が明瞭。胸の黒斑は腮(嘴の下)まで及ばず、喉まで(冬羽は黒斑は狭く、不明瞭)。大雨覆は一様な白色です。
 ニシシベリアハクセキレイとホオジロハクセキレイに似ていますが、ニシシベリアハクセキレイは胸部の黒色が嘴の付け根まであり、ホオジロハクセキレイは背が黒色で、これらの亜種と区別できます。

シベリアセキレイ(スズメ目セキレイ科セキレイ属)<全ての画像> 「1年ぶりのハクセキレイ」へ