年別アーカイブ: 2020年

【2020年10月19日】

オオバンの意外な食事方法

ツル目クイナ科オオバン属 全長39cm 留鳥・冬鳥

学名:Fulica atra
英名:Eurasian Coot
 全身が黒く、白い嘴と白い額板が特徴的なオオバン。魚類や昆虫なども捕食するが、主に水生植物を食する。その食事方法が意外である。
<水生植物を採る方法>

 ①頭ぐらいまで水中に突っ込み水生植物を採る。
 ②逆立ちして水生植物を採る。
 ③潜水して水生植物を採る。

どの方法でしょうか?次の動画見てみよう。

【2020年10月14日】

別名をつけたくなるイソシギ

チドリ目シギ科イソシギ属 留鳥 全長20cm
学名:Actitis hypoleucos
英名:Common Sandpiper
 尻を上下にフリフリ。首も上下にフリフリ。観察していると、別名をつけたくなります。
全国的にほぼ一年中、干潟や水田、湖沼、河川などあらゆる水辺で見られるシギ科はこの鳥だけで、1~2羽でいることが多い(北海道では夏鳥、沖縄では冬鳥)。

【2020年10月13日】

さみしい1羽だけのダイゼン

チドリ目チドリ科ムナグロ属 冬鳥または旅鳥 全長29cm
学名:Pluvialis squatarola
英名:Grey Plover

 昨年、3月に十数羽の群れに偶然遭遇しましたが、その後は1.2羽しか出会えていません。今年はどうなるでしょうか?

【2020年10月12日】

今年もやって来たミヤコドリ!

チドリ目ミヤコドリ科ミヤコドリ属 旅鳥・冬鳥 全長45cm
学名:Haematopus oystercatcher
英名:Oystercatcher

 今年も、やってきました。10月11日に2羽ミヤコドリを確認することができました。これから何羽に増えていくか楽しみです。

10月11日撮影

【2020年10月11日】

採餌するタシギ

チドリ目シギ科タシギ属 冬鳥・旅鳥 全長27cm
学名:Gallinago gallinago
英名:Common Snipe 
 警戒心が強く、なかなか近くからの撮影はできない。旅鳥、冬鳥で、主に平地の川辺、水田、湿地などにいる。ラッキーなことに採餌するタシギに出会った。

【2020年09月28日】

ホウロクシギ(今年は1羽のみ)

チドリ目シギ科ダイシャクシギ属 夏鳥 全長63cm
学名:Numenius madagascariensis
英名:Far Eastern Curlew
 長く湾曲した嘴が特徴の日本に渡来する最大級のシギ類です。少ない旅鳥として春と秋の渡り期に全国に渡来し、西日本に多いそうです。褐色の色が焙烙(ほうろく:素焼きの浅い土鍋)に似ていることが和名の由来のようです。絶滅危惧Ⅱ類(VU)です。

2020年9月撮影

【2020年09月28日】

波打ち際で採食するハマシギ

チドリ目シギ科オバシギ属 旅鳥・冬鳥 全長21cm
学名:Calidris alpina
英名:Dunlin
くちばしがやや下を向く。夏羽は腹が黒くなる。
旅鳥、冬鳥として干潟、河川、湖沼などに飛来し、冬を越すものもいる。
大群になることがある。

準絶滅危惧(NT)

【2020年09月20日】

記録更新(個人的)5羽のセイタカシギ

チドリ目セイタカシギ科 留鳥・旅鳥 全長37cm
学名:Himantopus himantopus
英名:Black-winged Stilt
 5日前には、3羽から4羽になっていたセイタカシギ、さらに1羽増え5羽になった。個人的な記録更新である。

個人的な観察記録

【2020年09月18日】

昨年と同じ田んぼにタカブシギ

チドリ目シギ科クサシギ属 旅鳥・冬鳥 全長20cm
学名:Trina glareola
英名:Wood Sandpiper
 雌雄同色で、夏羽は頭部から胸にかけて褐色の縦斑があり、眉斑は不明瞭。体上面は褐色で白斑が散在する。体下面は白く、脇に褐色の白斑がある。冬羽は、頭部から胸の斑が不明瞭で、体上面の羽縁が白い。

 昨年と同じ田んぼに同じく1羽だけ飛来していました。

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

水浴びの動画

【2020年09月30日】

秋の渡り:4羽のセイタカシギ「史上初(個人的)」

チドリ目セイタカシギ科 留鳥・旅鳥 全長37cm
学名:Himantopus himantopus
英名:Black-winged Stilt
 足が極端に長くピンク色。
水田、埋め立て地の水溜まり、入り江などに飛来するが、繁殖するものや、冬を越すものもいる。雄夏羽は頭上が黒く、冬羽では薄くなる(頭の白い雄、黒い雌などもいる)。
若鳥は背に褐色味があり、次列風切羽の先が白い。
キッキッとかピュイーと鳴く。

 2日前、3羽だったセイタカシギが同じ場所で4羽になっていました。ビックリですね!

絶滅危惧Ⅱ類(VU)