年別アーカイブ: 2019年

【2020年01月31日】

葦原を隠れながら移動するヒクイナ

ツル目クイナ科ヒメクイナ属 準絶滅危惧(NT) ヒクイナ
学名:Porzana fusca
英名:Ruddy-breasted Crake
 顔から腹にかけて、火のように赤いクイナ類。夏鳥として九州以北に渡来し、本州中部以南では越冬する個体もいる。東日本では、個体数の減少が著しい。水田、湖沼、湿地などに生息し、明るい場所に出てくることは少なく、ヨシ原の縁などを歩きながら昆虫類を補食する。全長23cm

なかなか撮影チャンスを与えてくれません。葦が途切れる場所では小走りで隠れ込みます

【2019年11月04日】

ほんとに同じメダイチドリ!?

チドリ目チドリ科チドリ目 旅鳥 全長20cm
学名:Charadrius mongolus
英名:Lesser Sand Plover
 コチドリやシロチドリよりも大きい。ただ、大きさについては、比較対象がない場合シロチドリよりも大きいかどうかの判断は難しい。ほぼ雌雄同色だが、雌の夏羽では黒色部が褐色みを帯び、胸の桃色部が鈍い。冬羽は額、眉斑、喉、体下面が白く、それ以外は褐色になる。

夏羽、冬羽の違いだけでなく、幼羽も混ざると判別が難しいですね。(2019.5.2撮影)コメントをお願いします。

【2019年05月03日】

メダイチドリ(幼羽)

チドリ目チドリ科チドリ属 旅鳥。大きさ19~21cm(シロチドリ15~17.5cm)。このメダイチドリの幼羽は、シロチドリの冬羽に似ている。違いは、後頸部が白く抜けない(白い首輪状になっていない)。胸の帯がバフ色でつながっている。

2019.5.2撮影

【2019年10月19日】

タカブシギ

チドリ目シギ科クサシギ属 旅鳥・冬鳥 全長20cm
学名:Trina glareola
英名:Wood Sandpiper
 雌雄同色で、夏羽は頭部から胸にかけて褐色の縦斑があり、眉斑は不明瞭。体上面は褐色で白斑が散在する。体下面は白く、脇に褐色の白斑がある。冬羽は、頭部から胸の斑が不明瞭で、体上面の羽縁が白い。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

遠すぎて画像が不鮮明ですね。(2019.5.2撮影)

【2019年05月02日】

別種に見えてしまうキアシシギ

チドリ目チドリ科クサシギ属 2018.10.9撮影の幼羽と2019.5.1撮影の夏羽です。今回撮影時には足の際だった黄色には気づきましたが、羽色が違うためすぐにはキアシシギだと判断できず別種だろうと思いました。


上の段3画像(幼羽)、下の段3画像(夏羽)

【2019年05月03日】

コチドリがムナグロへ擬傷行動?

 急に近くに飛んで来たムナグロに驚いたのでしょうか、コチドリがムナグロへ擬傷行動を始めました。しばらくの間擬傷行動をとり続けましたが、最後には、敵でないことが分かったのか、仲良く休憩し始めました(勝手な解釈)。

ムナグロ(右)に対して?擬傷行動を始めたコチドリ(左下)2019.5.1撮影

【2019年10月14日】

アオアシシギとタシギ

アオアシシギ:チドリ目シギ科クサシギ属 旅鳥
タシギ   :チドリ目シギ科タシギ属 旅鳥・冬鳥
互いに意識しあうこともなく、仲良く河原で接近して採餌していました。こんな光景に出会うことは少ないです。タシギに対するアオアシシギの呟きを想像してみるのも楽しいですよ。

がアオアシシギ、がタシギです。

【2019年11月03日】

コサギのいろいろ

俗にシラサギと呼ばれ、最もよく見かけるサギ類です。留鳥として本州以南に分布し、北海道では稀な夏鳥になります。雌雄同色で、水田から海岸まで様々な水辺の環境に生息します。そのコサギの変化をまとめてみました。ペリカン目サギ科コサギ属

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